生命の音霊(おとだま)  尾崎元海

 大地・地球
 私は母なる大地。地球上に存在する全ての生物を生み育てる万物の母。地球という名前で人間が呼んでいるこの星は、肉体人間が無事に生活できるよう、大いなる調和のリズムで、日々活動してやまない。
 しかしその実体が、地球霊王という神様であることを知る人は、一握ひとにぎりの人数でしかない。私は太陽系の星々をつかさどっている神々と常に交流し、地球を宇宙法則に沿って運行している。地球界の未来は、この星を主宰する地球霊王と、その働きを補佐する神々が中心となって決定している。今、特に重大となっているのは、目覚めた世界人類の魂との繋がりである。その一つは、純粋素朴に地球の神に深い感謝の心を持つ人々の存在。そして世界平和の祈りの大光明波動の働きを、大きく響き渡らすことが出来る人の存在。
 今や地球界は、宇宙運行の流れの中にあって、急速に霊化してゆく段階に入っている。この宇宙の運行の大変化というのは絶対的なもので、地球圏内に蓄積されたごう波動が一掃されることが不可欠なのだ。それが為されなければ、地球霊王が業想念というカルマの波をいっぺんに浄め去ることになる。これは人類にとっては耐えがたい状況を招くことになる故、一人でも多くの人が、大宇宙の中心者との一体感を深めることを、宇宙神、五井先生に祈念しているのが現状なのだ。目覚めよ人類。平和の祈り一念で歩む人達よ、大信念で前進せよ。
(風韻誌2017年7月号)